ブログトップ
マロマユな日々~チワワとの妄想生活~
spalconx.exblog.jp
韓国総合選手権開催 「目の上のこぶ」でしかないキム・ヨナ
b0122046_19584866.jpg
先日、韓国で国内選手権が開催されました。
優勝したのは13歳のキム・へジン選手。
ニュース記事はこちら。
「ポスト」キム・ヨナ? 韓国フィギュアで13歳の新星が2連覇

はい。
ここで「おや?」と思った人、いませんか?

そうです、『2連覇』なんです。
ジュニアの大会ではありません。
日本で言う「全日本選手権」と同じ、国内選手権です。

昨年バンクーバーオリンピックで金メダルを獲得したキム・ヨナ選手は
国内選手権でに出場すらしていなかったのです。

キム・ヨナ選手はキム・ヨナというだけでオリンピックにも世界選手権にも出場できたわけです。




「ポスト」キム・ヨナ? 韓国フィギュアで13歳の新星が2連覇
サーチナ 1月18日(火)10時8分配信

 第65回韓国フィギュア総合選手権大会が15日と16日、ソウルで行われた。
「第2のキム・ヨナ」と呼ばれる13歳のキム・へジン選手が逆転優勝で2連覇を果たした。
韓国メディアは「『ポスト』キム・ヨナがすくすく育つ」との見出しで、キム選手の2連覇をたたえた。

 1位のキム選手に続き、2位は同じ13歳のパク・ソヨン選手。韓国メディアは
「フィギュアのクイーンキム・ヨナ以降、目立った人材がいなかった状況で、
同い年のライバルが華麗に成長している」と、大きな期待を寄せた
。キム・ヨナ選手の引退が取りざたされるなか、韓国メディアは彼女の後を継ぐスケーターとして、
2連覇を達成したキム選手にスポットライトを当てた。

 キム選手は1997年4月の生まれの13歳。中学校に入る前にトリプルアクセルを除いた5種の3回転ジャンプを跳び、
2010年4月には初の国際舞台となったフィギュアスケートノービスクラスで優勝した。
ただ、今シーズンから参戦したグランプリシリーズジュニア大会では負傷による手術で出場は1大会のみ、28位の成績に終わった。

 キム・ヨナ選手と東京世界選手権に出場するグァク・ミンジョン選手は3位にとどまった。
09年の同大会でもキム選手がグァク選手を押さえて優勝しており、メディアは
「キム・へジンは2年連続優勝で『ポスト』キム・ヨナの地位をしっかりと固めた」との見方を示した。
(編集担当:金志秀)


2011 Korean National Competition Hae-Jin Kim.flv


もともとジュニア選手なので、Jr.GPSの放送がない日本ではまずこの選手の演技を見る機会はないと思います。
私もこの動画が初めてでしたが、撮影した方は素人さんと思われます。(が、なかなか上手です)
所作が綺麗で、現時点でルッツ以外のトリプルジャンプは飛べるとのこと。
このまま頑張れば、確かに今後期待できる選手になることでしょう。

さて、冒頭の『2連覇』の話。
この記事からもわかる通り、昨年の韓国国内選手権もこのキム・ヘジン選手が優勝しています。
ですが、ISU公式ページのキムヨナ選手のバイオグラフィはこのようになっているのです。
ISU公式サイト Yu-Na Kim Biography
b0122046_20303325.jpg


はい、この部分、拡大します。
b0122046_20303711.jpg

「National Champ.」というのが国内選手権のことです。なんと、1位だったことになっています。
まぁ、ISU側が更新、もしくは修正し忘れたのかもしれませんが~
ちなみに浅田真央選手はこちら。
ISU公式サイト Mao Asada Biography
b0122046_20414019.jpg

あれ?ちゃんと最新の状態じゃないですか。
どういうことでしょうね?もしかして、韓国ではキム・ヨナ選手は出場せずとも優勝は決まっていて、
キム・ヘジン選手は1位不在の中で1番だったということだったのでしょうか??
何にせよおかしな話です。
(ちなみに、2006-2007年シーズンから出場していないとのこと。おかしいのは昨季だけではないのです)

今季、キム・ヨナ選手はシーズンが始まる前にGPSを欠場し、世界選手権1本に絞るとしました。

日本では先月、世界選手権のたった3つの出場枠をかけて激闘が繰り広げられたばかりです。
もちろん、韓国は日本よりフィギュアの文化は浅いし、選手層も少ないです。
ですが、こうして国内選手権はあるのです。
オリンピックメダリストであり、2009年は世界女王にもなったんですから、国内選手権に出場し、
その力(本物かどうかは別として)をファンや他の選手に披露するべきではないでしょうか。

そして、この「世界選手権1本」発言は全てのフィギュアスケート選手を愚弄する発言です。
世界選手権というのは、オリンピックメダリストだからといって出場を優遇されるような大会ではありません。
いえ、ないはずです。

私が自信を持って「そんな甘い大会じゃない!」言えないのは、
このキム・ヨナ選手の状況に対し、ISUが何も指導しないからです。

今季、エフゲニー・プルシェンコ選手が選手資格をはく奪され、競技会に一切出場できませんでした。
その理由は、連盟が指定した試合に出ず、ショーに参加したからです。
(といっても、ショーの参加が決まってからの競技会出場指示だったとのことで、ただのイチャモン)

キム・ヨナ選手はどうでしょうか?
昨年の世界選手権後、試合に一切出場せず、韓国とLAでアイスショーを開催しただけ。
まだ現役選手にも関わらず、今季試合に出場していない彼女が何の審査もなしに世界選手権に出場することが許されていいのでしょうか?

それに、キム・ヨナ選手の出場が決まっていることで、韓国国内の選手は1人しか世界選手権に出場できません。
今回の上位2名は年齢規定のためどちらにしろ出場できませんが、せっかく2つある出場権のうち、1つは無いも同然なのです。
それなのに「『ポスト』キム・ヨナがすくすく育つ」というのはちゃんちゃらおかしい話だと思います。

私はキム・ヨナ選手は嫌いですが、韓国国内で頑張っている選手のことは穿った目で見ずに、純粋に応援したいです。
このような記事を見るたび、キム・ヨナ選手以外の韓国の選手が気の毒で仕方ありません。

確かに韓国国内ではキム・ヨナ選手はフィギュアの象徴なのでしょう。
ですが、彼女がフィギュアの全てではない。
韓国メディアはキム・ヨナ選手ばかり見ていないで、もっと視野を広げるべきです。
(もっともそれができていたら、今こんなことになっていないでしょうがね・・)


<関連記事>
もう、キムヨナなんぞどうでもよくなってきた
「フィギュアクイーン」って誰の事? キムヨナ 新プログラム発表
by chi-chan0322 | 2011-01-19 20:01 | フィギュアスケート
<< ステファン・ランビエール 「ヨ... スターズ・オン・アイス 浅田真... >>