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マロマユな日々~チワワとの妄想生活~
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世界選手権に向けての復習④~日本女子FS編~
ついに(笑)この復習シリーズも最終回ということで、今回は日本女子のFSです。
浅田真央選手と安藤美姫選手については以前も記事にしているので、
ま~た同じことか~と思われるかもしれません(汗)
それと、後半はちょっとお花畑な展開になっていますが、笑って許して下さい(笑)
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安藤選手と真央選手は四大陸、村上佳菜子選手はGPFが最高スコアでした。
なお、村上佳菜子選手については、本来冬季アジア大会の122.56が最高スコアですが
ジャッジスコアのリンクにアクセスできず、GOE等の比較が難しいので
今回はGPFのスコアとさせていただきました。ご了承ください。

Feb 2011 Miki Ando 安藤美姫 FS
http://www.youtube.com/watch?v=AXJD420s_N0



Mao Asada 浅田真央 4CC FS
http://www.youtube.com/watch?v=T3iVMCY-ZpE



Kanako MURAKAMI - 2010 GPF FS
http://www.youtube.com/watch?v=UuKFbmPE02I



まずは技術点から。
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安藤選手は何と13.37ものGOE加点を獲得しています。これはすごいです。
これと同じかそれ以上の演技が世界選手権での目標となるでしょう。
ジャンプは後半の2A-3Tが大きな得点源ですので、絶対決めたいところです。
で、黄色はつけませんでしたが、実は注意しなければならないのがステップです。
四大陸ではきっちりレベル3を取ってきましたが、全日本ではレベル2だったんですね。
これだけ加点が取れればさほど問題はないかもしれませんが、
最後に泣きを見る、ということにならないためにも、取りこぼしは禁物です。

真央選手はやはり3Aを2回成功させることでしょう。
以前から何度もしつこく(笑)書いていますが、私は真央選手がFSに3Aを2度入れてくると予想しています。
そして3-3の導入は今季は見送るとも思っています。
よって、とにかく3Aをクリーンに跳ぶことが最重要事項と考えます。
それと、この「愛の夢」はつなぎの振付がとても多く、見た目以上にハードなので、
後半のジャンプの着氷の安定も求められるでしょう。
スピンは全てレベル4獲得が目標となりますね。
ステップはあれだけ変更がありながら高いGOE加点を獲得しています。滑り込むことでより高い評価が得られるでしょう。
何だか課題が多く感じますが、技術点は安藤選手と3点ほどしか変わらないと思うと、
全てクリーンに成功したときを想像するとワクワクしてきます。

村上選手は冒頭の3T-3Tを3F-3Tにしてくるのかどうか気になりますね。
SPだけの話かもしれないので何とも言えませんが、基礎点は確実に上がります。
また、GPFでミスしてしまった1Fは本来3F-2Aのコンビネーションジャンプで、次が3Fの単独ジャンプですが
おそらく、もし3F-3Tを入れるのであれば、単独3Fを3Tにし、3Fと3Tを2回ずつ跳ぶ構成となるのでしょう。
どうも3Fが決まりにくいですが、全日本以降は成功しているので、そこまで深刻に考える必要もなさそうですね。
ですが、他2名に比べるとジャンプの基礎点は高くないので、ミスは絶対に許されないでしょう。
SPでも書きましたが、スピンやステップについてはレベルをきちっと取れる選手なので
あとは加点をどこまで伸ばせるかというところが課題だと思います。


続いて演技構成点(PCS)。
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真央選手が安藤選手を上回っています。
というのも、四大陸の安藤選手は本調子ではないのが見て取れ、それが演技に表れてしまっていました。
しかしながら、真央選手の演技はこの時点でまだ未完成だったものの、
すでに別格というか、他選手にはないものを私は感じ、それがこの点差の要因だろうと思いました。

真央選手の演技にあって、他選手の演技にないもの。
それはおそらく、圧倒的なつなぎの振付の多さとそのバリエーションの多さでしょう。
安藤選手も村上選手も、トップ選手として決してつなぎの振付が少ないわけではありません。
でも、2名の演技を何度も見ていると、同じような動きが多いことに気づきます。
これはもはや振付師の問題だと思いますが、同じような振付が多いことで
その間の演技が停滞してしまうように、少なくとも私は感じます。
真央選手の演技ではそういった停滞は感じられないのです。
これはファンだから、の一言で片づけられるものではないと思います。

それともう一つ。
真央選手のジャンプの助走が明らかに短くなっていること、また助走さえも音楽に合っていることです。
フリップジャンプの入りがスムーズになり、苦手としているルッツジャンプの助走さえだいぶ短くなっています。
また、真央選手のキーポイントである3Aが入る箇所では、音楽に合わせた助走が顕著に表れていると思います。
冒頭の3Aの助走時、静かな曲調に乗って加速したまま3Aに突入し、観客は静かにその時を待ちます。
静けさの中、真央選手が3Aという大技を軽々と跳んでしまいます。何とも神秘的な光景です。
2回目の3Aが入る予定の箇所は打って変って、曲調が一気に盛り上がるところです。
曲と共に加速し、3Aに向かっていく真央選手を後押しするかのようなピアノの音。
ここで3Aが決まったら・・いえ、是非決めてほしいです。

これほどまで、技術と表現が一体となったプログラムはそう多くはないはずです。
振付や表情だけでなく、ジャンプなどの要素そのものが曲を表現しているのです。
そして恐ろしいことに、真央選手のPCSはこれが最高ではないのです。
真央選手は演技終了後、いくつか振付が抜けてしまったと話していました。
プログラムを変更したばかりで、完全ではなかったのです。また、ジャンプやスピンもまだ完ぺきではありません。
つまり、まだ点数は伸びるのです。


何だか真央選手の話ばかりしてしまいましたが(汗)
SP同様、女子シングルは安藤選手と真央選手の一騎打ちと予想され、安定感のある安藤選手がやや優位です。
しかし、真央選手がプログラムを完璧に仕上げてきた場合、さすがの安藤選手も厳しい状況に立たされるでしょう。
村上選手は正直な話、FSもノーミスで初めて他のトップ選手と同じ土俵に立てる状態です。

安藤選手は四大陸での完璧な演技から、どれだけより点数を伸ばせるか。
真央選手はプログラムを仕上げ、どれだけ完璧に演技できるか。
村上選手は自分らしく、そしてどれだけ全力を尽くせるか。
それによって勝負は決まると思います。

世界選手権まであと3日です!!


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by chi-chan0322 | 2011-04-21 13:15 | フィギュアスケート
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