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マロマユな日々~チワワとの妄想生活~
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パトリック・チャン選手とキム・ヨナ選手は似て非なる存在。
とらももさん、こんにちは!
昨晩の男子SPは色々と衝撃な結果でしたね。

今回の記事は大会が終わってから書こうと思っていたのですが、
パトリック・チャン選手のPCSについて感じたことがあり、また、とらももさんの記事に触発されたので(笑)、
うまくまとめられないかもしれませんが、ちょっと書いてみることにしました。

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2011世界選手権、男子SP
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仕事の合間にこんなものを作ってみました(笑)
今回のチャン選手のSPのPCSと、かつて銀河点と呼ばれたキム・ヨナ選手のPCSです。

と、初めにチャン選手とキム選手の動画を上げておきます。
ISU Mosca 2011 -23/32- MEN SP - Patrick CHAN 27/04/2011
http://www.youtube.com/watch?v=c4TMYv1G1IQ


(No Commentary) Yuna Kim SP - 2010 Vancouver Olympic Gold Medalist
http://www.youtube.com/watch?v=ue7tlw_7vQM


こうして見ると本当にバンクーバー五輪は銀河点でしたよね、キム選手の点数って・・


昨日の男子SPでチャン選手の演技と点数を見た直後は、私もとらももさんと同じような感想でした。
何の感動もないまま終わったのに、93.02って何なんだ?!と。
今季は特に怪しいと思える点数が付くことが多かったチャン選手ですし、
技術点と演技構成点が一瞬しか見えなかったので、どうせPCSでがっつり頂いたんだろうと思っていました。
しかし、プロトコルを見た後、私の考えは少し変わることになります。

結論から言うと、これまでの大会がどうだったかはとりあえず置いといて(まぁこれ自体が問題なんですが・・)
今大会に関してスコアから読み取れたのは、「技術重視の採点がなされた」ということです。
チャン選手の技術は今は最高峰のレベルに達しているのは、スケートを見る方であれば感じることでしょう。
昨日の彼の演技はミスもなく、確かな技術の高さがありました。
正直、直後の滑走だった小塚崇彦選手のスケーティングがやや劣って見えるほどでした。
(もちろん、あんな点数を出されては・・というのもありますが)

上位3選手の技術点とPCSを比較してみました。(私は仕事もしないで何してるんですかね(笑))
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技術点に関しては、高橋大輔選手のGOE加点がやけに低いな、とは思うものの、
チャン選手に対するGOE加点が爆加点か?というと、そうでもないと思うのです。
それだけの技術があった、と彼の演技から感じたからです。
また、織田選手には冒頭のジャンプとステップでミスがありましたし、高橋選手にもミスはありましたし
それなりに説得力のある得点だと思います。(フリップのeは理解不能ですが・・)

続いてPCS。
今季は特にSSが重視される傾向にありましたが、今大会でもその傾向が強いです。
確かに全選手の中でチャン選手のSSは別次元でしたし、演技もほぼ完璧に遂行しました。
むしろ今大会に限って言えば、以前から問題視されていた「技術と演技内容を切り離して採点する」
という傾向からややはずれているようにも思います。
チャン選手のPCSはミスがなかったからこその点数なのです。

というのも、とらももさんや私がチャン選手と高橋選手の演技を見て、それぞれの点数を不満に思った通り、
演技による感動の大きさは高橋選手の方が格段に上でした。
もし、「技術と演技内容を切り離して採点する」のなら、PEやINはもう少し伸びてもよかったはずです。
ですが、どちらもきっちり抑えられています。
織田選手に関しては、チャン選手・高橋選手よりどうしてもSSは見劣りしてしまいますし、
2つのミスが響いた結果だと思われます。
つまり、PCSと技術上のミスとがそれなりに連携しているということになります。

こうして見ていくと、トップとのものすごい点差は技術点によるものだとわかります。
チャン選手は技術で他をねじ伏せた、ということです。

と、何だかチャン選手を擁護しているかのような内容になってきている、かつ本題から逸れていますが(汗)
決してチャン選手がとても素晴らしかったとは思っていません。

ただ、男子SPが終わった時点で「今大会(もしくは今季)に限って」ISUが主張したいことは
「技術(各要素とスケーティングスキル)を重点的に評価する。表現は技術あってのもの。」
ということであり、これまでファンが散々主張してきたことをようやく認めたのだ私は感じたんです。

問題なのは、以下の4点。①、②についてはISUに何とかしてもらいたいものです。
①こうした「主張」が毎年、ひどい時は各大会ごとに違うように、見ている側に感じられること。
②PCSがもはや技術点になりつつあること。(どうせならSSは独立させた方が良い気すらします。)
③チャン選手の演技は非常に玄人向けで、技術以外に魅力が感じられないこと。(今後の課題になるでしょう)
④そして、キム・ヨナ選手の存在です。

チャン選手が高く評価されるということはすなわち、今や表現だけが取り柄のキム選手は評価されないはずです。
つまり、今季の採点傾向は、昨季のキム選手を完全否定することになります。
なぜなら、五輪でしかノーミス演技ができなかった上、ジュニアレベルの要素しか入れられない、
スピードに乗るために5回も6回も振付なしに漕がなければならないほどスケーティング技術に乏しいキム選手が
チャン選手のような評価を受けられるはずがないからです。両選手が高評価を受けるということはありえません。

逆に(名前を出すのはどうかと思いますが)浅田真央選手は、技術に関しては文句なしにトップレベルですし、
今やスケーティングも昨季よりはるかに上達しています。
加えて表現力も豊かなわけですから、この傾向が続くのであれば、非常に期待できます。

まだ女子が終わってないので大きなことは言えませんが、
キム選手の公式練習の様子を見る限り、昨季と変わらないどころか、レベルが下がっているように感じられます。
それでも昨季のような展開になったりしたら、その時はチャン選手の得点にも疑問を抱くことになるでしょう。
そういう意味で、今はまだ何とも言えないと私は思っています。

しかしながら、とらももさんのチャン選手に対する
「巧いけど凄くはない、存在感のないフィギュアスケーターという印象」
については私も同感です。
それに私の母も、スケート好きな会社の同僚も、チャン選手の得点は不満そうでした。
彼の演技はそういった印象しか持たれないということでしょう。

技術しかほめられないチャン選手に対し、仮にほめるとしても表現だけのキム選手。
やはりこの2人は相容れない存在だと思います。

何だかまとまらない上に長くなってしまい、申し訳ありません(汗)
チャン選手との点差にあまりガッカリせず(笑)、今夜は何か起こるかもしれない!
という期待を込めて、今夜の男子FSを観戦したいと思います。

最後に、
昨日ガチンスキー選手に惚れそうになったさちとなのでした(笑)


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