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マロマユな日々~チワワとの妄想生活~
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世界選手権 女子シングルSP結果&FS滑走順
世界選手権 女子SPが終了しました。
思うところは色々ありますが、今日も書きます。

1位はキム・ヨナ選手。冒頭3Lz-3Tでステップアウトしてしまうミスがありましたが、
その後の単独3Fを3F-2Tに変更し、うまくまとめてきました。
2位は安藤美姫選手。3Lz-3Loには挑みませんでしたが、四大陸時のようにノーミスの演技でした。
3位はクセーニャ・マカロワ選手。3T-3Tを綺麗に着氷し、ノーミスの演技でした。

ニュース記事
キムがトップ、僅差の2位に安藤 浅田は7位、村上は10位=世界フィギュア・女子SP
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採点や順位、ジャッジスコアについてはこちら。

ISU World Figure Skating Championships 201

世界選手権2011 女子シングル SPジャッジスコア
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上位5名と浅田真央選手、村上佳菜子選手について見ていきます。
動画は見つけ次第、随時載せていきたいと思います。
※4/30動画追加
YouTubeでいくら探してもなかなか見つからない、または再生できないので、ニコニコ動画を載せます。
あとでYouTubeの動画に差し替えようと思います。

SP1位のキム・ヨナ選手。
【イタリア語】キム・ヨナ 2011 世界選手権 SP:ジゼル
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14300825

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まさか1位になるとは思いませんでした。心底驚いています。
冒頭でいきなりミスをしてしまいましたが、その後は落ち着いて演技をしていたと思います。
スピンが全てレベル4、Lspではアリッサ・シズニー選手より高いGOE加点を得ています。
それと、3Fはエラーエッジではないんですね。ジャッジも違いますし、そんなもんなんでしょうか。
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ただ、点数とは裏腹に、非常に印象の薄いプログラムでした。
確かにスピード感は他選手より勝っていましたし、練習で見た時よりは振付も多く感じられましたが、
冒頭ジャンプを跳ぶために5回も6回も漕いがなければならなかったり、上半身ばかり動いて
足元はただ滑っているだけに見えたのですが、SSは全員で最高評価を受けています。
先に挙げたLspも軸足が行ったり来たりしているのに、高い加点をもらうというのはよくわかりません。


SP2位は安藤美姫選手。
【イタリア語】安藤美姫 2011 世界選手権 SP:ミッション
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14301726

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全てのジャンプをクリーンに決め、ノーミスの素晴らしい演技でした。
しかし、四大陸では平均1点近くもらっていたGOE加点が今回は平均0.786と抑え気味です。
まぁジャッジも違いますし単純に比較することはできませんが、
演技自体は四大陸と同等程度に良かったと思います。
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しいて言えば、3Lz-3Loに挑戦しなかったことに少しガッカリしたのと、
全体的に元気というか、覇気がない感じはしました。
キム選手との差はわずかですし、今季のFSは鉄壁ですから、優勝目指して頑張ってほしいです。


SP3位はクセーニャ・マカロワ選手。
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以前私は、ロシア勢は表彰台争いに加わるのは難しいと書きましたが、訂正したいと思います(笑)
全ての要素をクリーンに決め、よく身体が動いていました。
全体的にGOE加点は低めですが、これからの可能性を感じる演技でしたね。
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この写真、まゆ毛がなくてちょっと怖いですが(汗)
いつかこの3T-3Tがより難度の高い組み合わせに変わっていくのでしょう。
このままFSも良い演技をして、メダルを獲得してほしいですね。


さて、男子FSと同様に、今回も技術点・PCS上位3名の比較表を作ってみました。
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基礎点はわずかにマカロワ選手が勝っていますが、GOE加点で差が付いていますね。
キム選手はGOE減点があっても、安藤選手と約1点しか点数が違いません。
もしミスしていなかったら、安藤選手と技術点でも差が付いていたことになります。
しかしながら、スピンはポジションの美しさに関係なく回転が早ければいいんでしょうか。
ポジションにそれほど工夫が感じられないのに、レベルもGOE加点もすごいです。
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続いてPCS。今回は男子FSと同様、完全に「技術と演技内容を切り離して採点する」傾向ですね。
確かに今回は安藤選手も真央選手も、演技に元気がなく、スピードが遅く感じられました。
一方、キム選手は他2名に比べればスピードだけはありましたし、その点は評価すべきでしょう。
私の目にはただ漕いでスピードを出し、ステップのエッジも甘く見えたのですが、
何しろ上手な選手というのは、難しいことを簡単にやってのけるそうなので、
私がわからなかっただけなのでしょう。
しかしながら、男子チャンピオンと同様、心に訴えるような演技ではありませんでした。
感動という意味では、この3名よりもレオノワ選手やレイチェル・フラット選手のほうが優れていたように思います。


SP4位はアリッサ・シズニー選手。
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大きなミスはありませんでしたが、3Fの着氷が危なかったですね。
また、フリップジャンプのエラーエッジとステップレベル2が大きく響きました。
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ですが、やはりスピンは別次元の美しさでしたし、スケーティングも滑らかでした。
私は彼女のスケーティングこそ滑らかという表現が合うと思うのですが、評価としてはそうではないんですね・・
上位との点差はわずかですので、表彰台を狙って頑張ってほしいです。


SP5位はアリョーナ・レオノワ選手。
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レオノワ選手のここまでパーフェクトな演技を見たのは初めてかもしれません。
ステップで転倒しそうになったのを振付でうまくカバーしたのはさすがと思いました。
スピンも全てレベル4できっちり仕上げています。
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乗ってくるとすごく良い演技をするのがレオノワ選手のいいところですね。
全選手の中で最も生き生きと楽しく演技していたのではないでしょうか。
地元開催ですし、ここは表彰台に乗っておきたいところですね。


SP7位の浅田真央選手。
【イタリア語】浅田真央 2011 世界選手権 SP:タンゴ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14301194

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冒頭3Aが両足着氷になってしまいましたが、その後はミスなくまとめてきました。
ですが、得点があまりに低く(60は越えると思っていました)、スコアを見てみると、
3Aのダウングレード(DG)に加え、3Fが中間点(UR)になっていました。この回転不足判定は非常に不可解です。

ここでDGとURについて復習しおくと、URは1/4以上1/2未満の回転不足、DGは1/2以上の回転不足です。
私の目には3AはUR、3Fに回転不足はなかったように見えましたが、違ったんですね。
あの3FがURなのであれば、キム選手の3LzもまたURのように見えたと思ってしまいますが・・
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いつものスピード感がなく、元気がない感じがしました。
信夫コーチの、震災後に真央選手が痩せてしまったという発言がニュース記事になっていましたが
FSでは体力面を考えて3Aは1度にするかもしれませんね。
上位との点差は10点以内ですから十分に逆転は可能です。
四大陸で見せてくれた、あの素敵な「愛の夢」をロシアの地でも見せてほしいと思います。


SP10位となった村上佳菜子選手。
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表情が硬く、緊張しているように見えましたが、滑りも少し堅くなってしまったようです。
3T-3Tはいつもより微妙に不安定だったためか、セカンド3TがURとなってしまいました。
また2Aでステップアウトしてしまうなど、いつもと打って変わって精彩に欠ける演技でした。
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最後のほうはやや疲れも見えたように感じましたが、GPS時よりPCSが伸びません。
これもジャッジが違うからでしょうか。わかりませんね。
(こんなことはないと思いますが)若いのでこの順位では少々モチベーションが上がりにくいかもしれませんが、
ここはもう開き直って、思いっきりFSを演じてほしいと思います。


はぁ。
ジャッジが違うから、とか、そういったことでしかこの点数を片付けることができません。
男子の結果からは、ミスがあってもスケートが滑らかさが大事というISUの声が私には聞こえてきましたが、
私はキム選手の滑りは滑らかとも違うと思うんですよね。本当に滑らかなんでしょうか?

明日はFS。心して観戦したいと思います。
以下は女子シングルFSの滑走順です。
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by chi-chan0322 | 2011-04-30 03:39 | フィギュアスケート
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