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マロマユな日々~チワワとの妄想生活~
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2006-2011シーズン考察のまとめ 女子シングル
いよいよ女子シングルでは最後となる、2006-2011シーズン考察のまとめです。
女子シングルだけで2週もかかってしまいました(汗)

今回は本当に点数だけのまとめです。
2006年から2011年までで、10名の選手がどのような成長をとげたのか、
見た目でわかりやすい折れ線グラフも作ってみました。
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2006-2007シーズンはこちら
2007-2008シーズンはこちら
2008-2009シーズンはこちら
2009-2010シーズンはこちら
2010-2011シーズンはこちら

※注意※
この記事は「ぼやき」記事に類似しますので、閲覧時はご注意願います。
(せっかくこのブログを見て下さっているのに大変失礼かと思いますが(汗)すみません。)
また、非常に長い記事なので、お時間があるときにご覧下さいませ。





※はじめに※
記事中で使用する記号、基礎点、GOEによる加減点については詳しく説明しませんので、以下を参照してください。
◆Wikipedia フィギュアスケートの採点法

また、要素の基礎点や要素数、レベルの基準等はシーズンごとに異なる場合があります。
よって完全な比較をすることは不可能なので、この考察はあくまでそういう傾向があるという感覚でご覧ください(笑)
私もなるべくそういう感覚で記事を書きます(笑)(笑)

要素の表記の仕方ですが、私個人の好み(笑)の問題で、コンビネーションジャンプは「-」で表記します。
(本来は「+」表記ですが、あくまで好みの問題です(笑))
また、「+COM」は「+COMBO」の意味です。
「+SEQ」「+COMBO」は以下のリンクに分かりやすく書かれているので、参照して下さい。
◆フィギュアスケート資料室 ※「用語辞典」をクリック
◆Yahoo!知恵袋 「ザヤック SEQ COMB」 ※解答部分が参考になります。

最後に大事なことを1つ。
現採点法で問題となっている回転不足判定やエラーエッジ判定の正当性に関しては論じないことにします。
私は採点に疑問は持ってはいますが、この議論を始めるときりがないし、
この考察は(特に過去のものほど)実際の演技を確認せずに行っているので、大きなことは言えません(汗)
よって、これらの判定については正しいという前提で話を進めます。
(といっても、本音が漏れることはあると思います(笑))

画像はクリックすると拡大されるはず(汗)ですので、見難い場合は画像をクリックしてみてください。
拡大されないものについては、画像URLを貼っておきますので、そちらを参照してください。
間違いがある場合は是非ご指摘ください。よろしくお願いします。


ではいつも通り、SPから見ていきます。
まずこれから示す表について説明しますと、
左の表がSPの総合点、中央と右の表が内訳となる技術点(TES)と演技構成点(PCS)です。
上段がGPS、四大陸、欧州、世界選手権のうち出場した大会での成績の平均点、下段は最高点となります。
そして表の下にはこれらの表をグラフ化したものを載せます。
(表は横、グラフは縦に並んでいてわかりにくいかもしれませんが、ご了承ください(汗))
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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グラフで見ると一目瞭然、キム・ヨナ選手が2008-2009シーズンから急激に成績が伸びています。
2010-2011シーズンは世界選手権のみの出場ですが、PCSは右肩上がりに伸びています。
特にPCSは他選手のはるか上を行っている状態です。

TESを見ると、全体的に、DGやe判定が厳格化された2007-2008シーズンに一度点数が落ちていますね。
平均では上下が激しい選手もいますが、何となく下がっていっている感じがします。
でも最高点では、特に安藤美姫選手は確実にレベルアップしています。
浅田真央選手も、2010-2011シーズンは調整中で少し落ちていますが、常に高得点をキープしています。
一方PCSは着実に、ほとんどの選手が点数を伸ばしていますね。

総合の最高点は65点前後に固まっていますね。
今季のSPの点数は、この「65点」を目安にして見ると良いかもしれませんね。

次はジャンプ、スパイラル、ステップ、スピンごとに、それぞれの総得点と、
内訳である基礎点とGOEをグラフ化して見ていきます。
表の並びは先ほど同様、左の表が要素の総得点、中央と右の表が内訳となる基礎点とGOEです。
まずはジャンプから。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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やはり、平均の方はDGやe判定の影響が大きいですね。
真央選手は、基礎点は2009-2010シーズンでかなり落ち込んでしまいましたが、
2010-2011でしっかり上げてきています。あとはGOEを取れるようにするだけといった感じです。
安藤選手も、2007-2010シーズンにかけて基礎点、GOE共に下がっていましたが、
2010-2011では安定したジャンプで基礎点、GOEともに上げています。
キム選手は基礎点はほぼ変わらないのに2009-2010に向かってすごいGOEの伸びです。
あとは、アリッサ・シズニー選手とキーラ・コルピ選手が2009-2011でかなりの伸びと安定を見せていますね。

ジャンプについては、各選手のコンビネーションジャンプと単独ジャンプの遷移もまとめてみました。
DGや失敗を除き、基礎点が一番高いパターンを選びました。
また、あくまで基礎点が高い、ということで、エラーエッジもGOEも考慮していません。
アクセルジャンプについてはGOEでの比較になるので今回は割愛します。
まずはコンビネーションジャンプから見ていきます。
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やはりセカンド3Loは強いですね~中間点でも十分有効です。
今季は安藤選手がGPS欠場のため、3Lz-3Loが見られるのはアデリナ・ソトニコワ選手だけになりそうですが、
レイチェル・フラット選手や真央選手もかつてはセカンド3Loを跳んでいましたし、
2010-2011シーズンは慎重になっている選手が多かったですが、今季はさらなるレベルアップが予想されますね。
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(※跳んだ順に表記、は無視してください(汗))
3Lzか3Fか、といったところですね。ルッツが苦手なじゃ選手は3Loを選択しています。
3Fは2010-2011シーズンに基礎点が下がり、3Loは基礎点が上がったため、
3Fが苦手な選手は3Loを選択する傾向にあります。
真央選手はいつか3Lzを入れるのでしょうか?となれば最強なんですが…

SPのジャンプはここまでで終了です。
続いてスパイラル、ステップ、スピンです。
SPのスパイラルは2010-2011に廃止になったので、2009-2010シーズンまでの遷移となります。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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平均にはばらつきがありますが、最高基礎点は全員同じです。
よってGOEでほぼ勝負が決まっていますが、シズニー選手と真央選手が強いですね。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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ステップは、基礎点ではレベル4を取る選手が少なく、ほとんどがレベル3の点数に固まっています。
よってレベル4をとるか、GOEで加点を得るかが大きく点数を左右しています。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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スピンは、GOEはシズニー選手がダントツですが、基礎点は思ったより拮抗していますね。
村上佳菜子選手はかなり高い基礎点を獲得しています。GOEがあと一歩といったところでしょうか。

以上でSPが終了ですが、トップ選手となるとスパイラルやステップ、スピンは皆高レベルに揃えてきますし、
そうなると技術点で差がつくのはジャンプなのかなぁと思いました。


さて、次はFSです。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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SPと比べるとTESが拮抗している感じがしますね。
平均では調子を落としているように見える真央選手も、最高点ではしっかり上げてきています。
総合で見ても、ほぼ安藤選手、キム選手、真央選手がトップ3であることが見て取れます。

PCSは2008-2009シーズンからキム選手が突き抜けています。
TESが年々落ちてきている分、PCSでカバーしてるように見えますね。
一方、PCSが比較的高い安藤選手やコストナー選手、真央選手は、FS総合とTESのグラフの形がほぼ同じです。

総合点は比較的ばらついていますが、大体120点が基準になるでしょうか。
120点以上なら表彰台の可能性が高いということになりそうです。

次はジャンプ、スパイラル、ステップ、スピンごとに、それぞれの総得点と、
内訳である基礎点とGOEをグラフ化して見ていきます。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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何だかごちゃっとしてますが(汗)
安藤選手は基礎点を安定させつつGOEを着実に伸ばしている感じがします。
真央選手やフラット選手は基礎点は高い反面、GOEがいまひとつといったところでしょうか。
キム選手は基礎点は右肩下がりですが、GOEはどーんと上がっています。
最終的に昨季の時点で安藤選手と真央選手が頭一つ抜けた感じですね。

続いて、各選手のコンビネーションジャンプと単独ジャンプの遷移です。
FSでは後半ジャンプは基礎点が1.1倍となる重要な要素なので、それもまとめてみました。
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2007-2008シーズンの真央選手の構成をピークにレベルは落ちていってる感じですね。
わかるのは、やはり3-3は必須であることと、3Lz、3Fが入ることでしょうか。
しかし真央選手の2007-2008シーズンの構成は鬼ですね(笑)
これを超えるコンビネーションジャンプ3つの組み合わせは今のところありません。
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3Aが入る真央選手がやはり強いです。
あとは、3Lz、3F両方を、特に後半に入れている選手が高得点を得ています。
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後半ジャンプもまぁほぼ同じ傾向ですが(笑)
鈴木明子選手やフラット選手はルッツもフリップも入っていてなかなか器用です。
それにしても真央選手の後半の3-3はすごいですね~後半ジャンプ4つではなかなか超えられない点数です。

FSのジャンプはここまでで終了です。
続いてスパイラル、ステップ、スピンです。
FSのスパイラルは2010-2011シーズンに基礎点が2.00に固定されました。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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SP同様、GOEでほぼ勝負が決まっていますね。
しかしSPよりも基礎点にはややばらつきがあります。
GOEも、シズニー選手や真央選手の独壇場というわけではないですね。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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ステップはこれまたかなり拮抗していますね。GOEで大差はつかないようです。
コストナー選手、鈴木選手、真央選手のステップのトップ常連組に村上選手が食い込んでますね。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照してください。
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いきなりグラフのタイトル間違ってますね(汗)すみません。
2008-2009シーズンでスピンが4つから3つに減った分、ガクッと点数が落ちていますが、
やはりシズニー選手が強い(笑)。GOEが半端ないですね。
2008-2009シーズンからほとんどの選手がGOEを伸ばしていますね。
しかしやはり大差は付かないようです。

以上でFSが終了です。
最後にSPとFSの総合点の合計を見てみましょう。
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平均では、2007年から2011年にかけてキム選手の独壇場です。高いPCSとGOEが勝因でしょう。
しかしながら、ほとんどの選手が最高時は平均より10点増しくらいになっていますね。
最高時はけっこう点数が拮抗しています。調子次第ではこの中の誰もが表彰台に乗る可能性が高いです。
日本選手を見ると、安藤選手は着々と力をつけ、確実に点数を上げていっています。
鈴木選手は昨季は少し調子を落としてしまいましたが、平均は安定しているので、
大会ごとのばらつきが少なく、平均的に良い演技ができているということでしょう。
村上選手はまだシニアデビューしたばかりなので、今季が力の見せどころでしょう。
真央選手は2008-2009シーズン頃から平均的に力を出せていないものの、
調子が上がっている状態ではキム選手に次ぐ点数の高さです。潜在能力の高さを感じます。


何かまとまりないですが、一応これで女子シングル考察は終了です。
本当なら、積み上げ棒グラフを使った方がわかりやすかったかもしれませんが…ご了承ください(汗)

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この後は男子シングルを考察する予定です。もうちょっとペース早めで(笑)


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by chi-chan0322 | 2011-09-11 22:40 | フィギュアスケート
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