ブログトップ
マロマユな日々~チワワとの妄想生活~
spalconx.exblog.jp
2008-2009シーズンを考察してみる 男子シングル ~世代交代の予感~
今回は男子シングル 2008-2009シーズンです。
このシーズンは高橋大輔選手が怪我のため、1シーズン欠場となりました。
黒抜きになっている選手は、このシーズン、GPS、四大陸、欧州、世界選手権には出場していません。
b0122046_2135022.jpg

2006-2007シーズンはこちら
2007-2008シーズンはこちら

※9/18 リンクが間違っていたため修正

※注意※
この記事は「ぼやき」記事に類似しますので、閲覧時はご注意願います。
(せっかくこのブログを見て下さっているのに大変失礼かと思いますが(汗)すみません。)
また、非常に長い記事なので、お時間があるときにご覧下さいませ。





※はじめに※
記事中で使用する記号、基礎点、GOEによる加減点については詳しく説明しませんので、以下を参照してください。
◆Wikipedia フィギュアスケートの採点法

また、要素の基礎点や要素数、レベルの基準等はシーズンごとに異なる場合があります。
よって完全な比較をすることは不可能なので、この考察はあくまでそういう傾向があるという感覚でご覧ください(笑)
私もなるべくそういう感覚で記事を書きます(笑)(笑)

要素の表記の仕方ですが、私個人の好み(笑)の問題で、コンビネーションジャンプは「-」で表記します。
(本来は「+」表記ですが、あくまで好みの問題です(笑))
また、「+COM」は「+COMBO」の意味です。
「+SEQ」「+COMBO」は以下のリンクに分かりやすく書かれているので、参照して下さい。
◆フィギュアスケート資料室 ※「用語辞典」をクリック
◆Yahoo!知恵袋 「ザヤック SEQ COMB」 ※解答部分が参考になります。

最後に大事なことを1つ。
現採点法で問題となっている回転不足判定やエラーエッジ判定の正当性に関しては論じないことにします。
私は採点に疑問は持ってはいますが、この議論を始めるときりがないし、
この考察は(特に過去のものほど)実際の演技を確認せずに行っているので、大きなことは言えません(汗)
よって、これらの判定については正しいという前提で話を進めます。
(といっても、本音が漏れることはあると思います(笑))

画像はクリックすると拡大されるはず(汗)ですので、見難い場合は画像をクリックしてみてください。
拡大されないものについては、画像URLを貼っておきますので、そちらを参照してください。
間違いがある場合は是非ご指摘ください。よろしくお願いします。


はじめに、2008-2009シーズン、現世界ランキングトップ10名が出場した大会と結果をざっとご紹介します。
b0122046_21205186.jpg

このシーズンはパトリック・チャン選手が素晴らしい活躍をしていますね。
小塚崇彦選手も表彰台の常連になっています。
サミュエル・コンテスティ選手は欧州選手権でいきなり2位、世界選手権でも5位入賞を果たしています。
ブライアン・ジュベール選手はGPFで調子を落としたものの、その後2戦はしっかり結果を残していますね。

Wikipedia調べですが、各選手の使用楽曲はこちら。
高橋選手とアルトゥール・ガチンスキー選手は参考まで。
b0122046_21285511.jpg


SPの要素確認からいきます。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照して下さい。
b0122046_2130750.jpg

やはり男子はDGを取られる選手が少ないですねぇ。
前シーズンから大きな変化ありませんが、トマシュ・ベルネル選手がSPから4回転ジャンプの導入を始めました。
そして前シーズンの後半で4回転ジャンプを入れていたジェレミー・アボットはこの年は入れていません。

続いてPCS。
PCSの概要とSS基準方式の評価範囲はこちら。
b0122046_21475613.jpg

SS基準方式の詳細ついては、お手数ですが、こちらの記事か、女子シングルの考察をご覧ください。

※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照して下さい。
b0122046_21485833.jpg

コンテスティ選手の「-SS」がすごいですね!TR以外すべて「良い」演技です。
アボット選手、ベルネル選手もなかなか「まあまあ」「良い」が多いです。
前シーズンはいまいちだったチャン選手も「まあまあ」の評価を受けています。
小塚選手もだいぶ評価が上がってきましたが、GPFはPCS自体はトップなのに「-SS」評価は…うーん。

続いてFSの要素確認。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照して下さい。
b0122046_21541644.jpg

ついに小塚選手が4回転ジャンプバトルに参戦しました!
しかし成功率が低い、かつDGも多く、認定を受けたのは1度だけですね。(しかもどうやら転倒のようです)
織田信成選手は世界選手権で2006-2007同様ザヤックルールに引っかかっていますね…
ベルネル選手は4回転ジャンプの確率は上がっているものの、他のジャンプでの失敗が多いです。

次はPCSです。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照して下さい。
b0122046_222134.jpg

FSもコンテスティ選手が素晴らしいですね~INで+0.50はすごいです。
そしてチャン選手は四大陸選手権で全項目「良い」評価ですね。PCSも80点を超えています。
うーん、織田選手、小塚選手の評価は相変わらず厳しいですね…

次は各項目の平均点と、参考として最高点を集計してみます。
計算間違い等ありましたらご指摘ください。
まずはSPの技術点から。
b0122046_2264699.jpg

平均基礎点でチャン選手がわずかにジュベール選手を抜いてトップになりました。
最高基礎点は4回転を入れていたベルネル選手、ジュベール選手がトップです。
GOEは平均が小塚選手、最高はチャン選手がトップとなり、この2人がじわじわと頭角を現し始めたことがわかります。
b0122046_22104239.jpg

FSは平均基礎点は小塚選手、最高基礎点は織田選手がトップとなりました。
GOEは平均、最高共にチャン選手がトップです。最高点はすごい点数ですね。
前シーズンはマイナスの選手もいましたが、この年は全選手プラス評価になっています。

次は、ジャンプ、スパイラル、ステップ、スピンについて見て行きます。
まずはジャンプから。
b0122046_22163870.jpg

基礎点はやはりジュベール選手がトップですね。最高点はベルネル選手も並んでいます。
小塚選手、チャン選手、コンテスティ選手は平均・最高基礎点が同点かつGOEも高く、非常に安定していたと言えます。
b0122046_22254055.jpg

すみません、色付け間違ってますが(汗)、平均基礎点は小塚選手がトップです。
最高基礎点はは織田選手トップで、GOEもなかなか安定しています。
コンテスティ選手は基礎点もGOEも安定していますね。
そして最高GOEはまたしてもチャン選手。基礎点は中間くらいなのでGOEでかなり稼いでいますね。

SPでは跳ぶジャンプが決められているので、そこに着目してまとめてみました。
※クリックしても拡大されない場合はこちらを参照して下さい。
b0122046_22362850.jpg

小塚選手の安定感がすごいですね!平均・最高GOEでトップです。失敗もありません。
4回転導入組は失敗も多いですが成功時の得点はやはり大きいですね。

続いて回転不足の判定について。SPとFSまとめてどうぞ。
b0122046_22453484.jpg

SPでDGを取られた選手はアボット選手だけですね。それも1度だけです。
一方FSは結構多いです。小塚選手はファーストジャンプでのDGが多いですね。
それでも女子よりはずっと少ないなぁと思います。

次はエラーエッジ判定について。こちらもまとめていきます。
b0122046_2391887.jpg

前シーズン同様、ルッツでeを取られる選手はいませんね。
ここでチャン選手が初めて!判定を取られました。前シーズンeを取られた小塚選手はこの年は取られていません。
ジュベール選手、ベルネル選手は前シーズン同様、フリップでeを取られています。

スパイラル、ステップ、スピンは、どのレベルを何回取ったかもまとめてみました。
SPとFSまとめていきます。
b0122046_23122243.jpg

b0122046_23122777.jpg

SPは何やら拮抗していますが、2つ目のステップはチャン選手が頭一つ出ていますね。
スピンもばらつきはあるものの、やはり小塚選手が優れているようです。
一方、FSははっきりと、ステップはチャン選手、スピンは小塚選手がトップとなりました。
ジャンプが増えてもこういった要素で力を出せるということでしょうか。


技術点は以上になります。
続いてPCS。まずはSPから見て行きます。
b0122046_23203120.jpg

ジュベール選手がトップに返り咲きました!ですがチャン選手が僅差につけています。
全体的に点数は上がっていますが、小塚選手とチャン選手の差が広がってきていますね…
SSもジュベール選手がトップですが、やはり僅差でチャン選手が次点です。
小塚選手は最高2位ですね!だいぶ評価が上がってきています。
次はTR、PE、CH、INです。
b0122046_2325771.jpg

TR以外はジュベール選手がトップです。しかしながら選手間で大幅な差はないように見えます。
「-SS」評価はコンテスティ選手がTR以外は平均も最高も「良い」演技です。
前シーズン辛口な評価を受けていたジュベール選手もPEやINでは高い評価を受けていますね。
アボット選手、ベルネル選手も前シーズンに引き続き「良い」評価が多いです。
b0122046_2344499.jpg

FSは総合でチャン選手がトップとなりました。唯一の80点台です。
SSは最高点では織田選手がトップですが、平均はチャン選手がトップです。
b0122046_23445346.jpg

TR、PE、CH、INはついに全項目チャン選手がトップになりました。
最高点では唯一の8点台が出ています。「-SS」の「良い」評価も多いですね。
そしてやはり、コンテスティ選手、アボット選手は「良い」が多いです。
対して日本選手の評価は厳しいですねぇ…

最後に、これまで算出したSPとFSの平均と最高点を合計します。
b0122046_23504432.jpg

チャン選手が、主にGOEやPCSを稼いで平均・最高共にトップとなりました!
SP総合はジュベール選手がトップですが、FSでチャン選手が挽回している感じですね。
全体的にはチャン選手と小塚選手の成長が見られたシーズンだったようですね。
特に、ここまで4回転なしで来たチャン選手の躍進は素晴らしいものでした。

次回は高橋選手が戻ってくる2009-2010シーズンです。お楽しみに☆ミ


<関連記事>
「考察」タグ記事一覧
by chi-chan0322 | 2011-09-17 23:56 | フィギュアスケート
<< 2009-2010シーズンを考... 2007-2008シーズンを考... >>