ブログトップ
マロマユな日々~チワワとの妄想生活~
spalconx.exblog.jp
【素人ファンのぼやき】現役選手のPCSの捉え方(小塚崇彦選手の場合)
b0122046_12533043.jpg
中国杯の真っただ中ですが、
どうしても紹介したい記事があるので、先に書きます。

某巨大掲示板の男子シングルスレでちょっとだけ話題になったもので、
日本経済新聞・電子版の
小塚崇彦「4回転合戦…だから男子フィギュアは面白い」
という記事です。
タイトルからは4回転についてのコラムだと思われそうですが、
この中で小塚崇彦選手がPCSについて興味深い話をしています。


※注意※
また、気持ちの良い内容にはならないと思うので、
素直な気持ちでフィギュアを見たい!という方は
この【素人ファンのぼやき】を読まないことをおススメします。
(せっかくこのブログを見て下さっているのに
大変失礼かと思いますが(汗)すみません。)
参考までに、こちらの記事の「私の立ち位置」
についてご一読下さい。








小塚崇彦「4回転合戦…だから男子フィギュアは面白い」
2011/11/4 7:00

 一つミスをすると、途端に順位がひっくり返る。最近、男子フィギュアはスリリングな展開が多い。世界選手権銀メダリストとして迎えた新シーズン、小塚崇彦選手(22、トヨタ自動車)はグランプリ(GP)シリーズ初戦のアメリカ大会でミスが響き、3位に終わりました。「もったいない失敗だった。でも、壁を越える希望が見えた試合」と振り返ります。

■銀メダルをとって、得点の出方が違うと実感

 世界選手権のメダリストという看板があると、得点のベースが違います。「いい」という評価を得た選手に対して、低い点を出すと、そのジャッジも批判を受けるわけですから。人間が点数をつけるのですから、そういう部分はあるんです。

 だからこそ、昨シーズンはいい成績を取りたかった。初戦から鼻息が荒かったですね(GPシリーズで2戦とも優勝、GPファイナルでも3位)。「よくないこと」と思う人もいるかもしれませんが、それは現実です。僕自身、銀メダリストとして迎え、得点の出方が違うと正直、感じています。
 今回のアメリカ大会も、勢い込んでいかなかったわけではありません。ただ、初戦なので少々緊張したかな、と思います。(22歳ですが、フィギュアの世界では)中堅になり、試合前に順位への不安はあります。今回は3位でしたが、今やるべきことはできているので、心配はしていません。

■ミスをしても、プログラムを感じてもらえた

 今回、ショートプログラム(SP)に3つあるジャンプのうち、転倒した4回転を含めてすべてミスが出てしまいました。フリーも4回転は転倒、3回転ルッツなんて、普段は転ばないところでも転んでしまいました。それでも、芸術性を評価する演技構成点は両方ともトップだった。
 僕にとって、演技構成点は1つの壁でした。高橋大輔選手や、昨季世界選手権王者のパトリック・チャン選手(カナダ)は、ジャンプが跳べても跳べなくても、「このプログラムはいいプログラム」とジャッジに評価してもらえます。だから、演技構成点が高い。
 僕の場合、ジャンプがうまく跳べているときは、その勢いで演技構成点が上がるけれど、ジャンプにミスが出ると、ガーッと下がってしまっていた。2位だった世界選手権では演技構成点で8点台が出ましたが、4位だった四大陸選手権を振り返ると6点台というのもありましたから。

b0122046_1253378.jpg

■「4回転時代」が再び幕開け

 今回はSP、フリーともに演技構成点は7点台で収まりました。プログラムというものをジャッジの人にも感じてもらって、高い得点が出る。そういう選手に、一歩近づけたと思います。
 もっとも、プログラム重視といいましたが、ジャンプも跳ばなきゃ始まりません。次のNHK杯(札幌、11月11~13日)までには、ジャンプ練習をしっかり積むつもりです。
 バンクーバー五輪以降、男子は「4回転ジャンプ」という時代になりました。跳びやすいルールになったからなのか、各選手の技術が3回転では飽き足らない状態になったからなのか、どちらが理由なのかは分かりませんが、競い合うように跳んでいます。

b0122046_1253422.jpg

■勝手に張り合う男子選手たち

 「これだから、男子は面白い」。僕のSPの振付師、デービット・ウィルソンはいいます。カナダで、僕の取材にたくさんのカメラが来たとき、同じリンクで練習していたハビエル・フェルナンデス(スペイン)が途端に、4回転をバンバン跳びだしました。
 こういう風に、男子は周囲の勢いに巻き込まれて、勝手にやる気になっていきます。「オレもやる」「僕もやる」といった具合に。
 デービットによると、女子はなかなかそうならないけれど、男子選手の張り合い方はすごいそうです。そういわれると、そんな気もしますね。確かに今、男子の試合は面白いですよ、“4回転合戦”で。
 けれども、4回転を跳ぶ回数が増えたので、靴は壊れやすくなりましたね。やっぱり3回転より衝撃が大きいようです。70センチぐらいの高さから、コンクリートにガツンと降りるようなもんです。

b0122046_12534550.jpg

■半年でスケート靴を7足も消耗

 5月から今までに、もう7足も靴を買い替えました。アメリカ大会も演技後に見てみると、かかとが割れていました。靴メーカーからも「ヒールを補強してから納める」って連絡がありました。いや、大変です。
 みんなが4回転を跳ぶようになると、勝負の分かれ目が演技構成点だったりするんです。だから、プログラムは非常に大切です。今季はSPはデービット、フリーは昨季と同じ、マリナ・ズエワさんに頼みました。
 振付師本人の個性はプログラムに出ます。デービットがすごいのは、「これは彼の作品だな」って雰囲気で分かるんだけど、そうした中でも選手それぞれの個性を引き出すところです。
 なぜデービットが「チョイ悪」をテーマにジャズの「Inner Urge」を僕に選んだのか?僕には分かりません。

b0122046_12535018.jpg

■技術的な個性も引き出してくれるデービット・ウィルソン

 ただ、技術的な個性を引き出すのもうまいなって思いました。これまでステップは得点をとるためのものをしている、という感じでしたが、デービットが僕のできることを詰め込んでくれた結果、今では得点も出ている感じです。
 マリナは昨シーズンの世界選手権のアイスダンスの金銀銅メダリストが師事しているコーチで、中学2年生のころから知っています。
 マリナは米国在住のロシア人で、ロシアと米国、両方の良さを持っています。ロシア人のプログラムは、きっちりジャンプを跳ばせようとするがために、プログラムの流れが途切れるようなときがあります。でも、マリナはジャンプが跳びやすいように作ってくれるけれど、全体的なプログラムの雰囲気を決して壊しません。
 音楽って「ここでこういう風にしてほしい」「この音にピンって合わせてほしい」というところがあるじゃないですか。マリナはそれを裏切らない。だから点数が出るんだと思うんです。

b0122046_12535346.jpg

■こだわりすぎず、自由な発想を持つマリナ・ズエワ

 そしてマリナは自由な人。振付師は勝手に振りを変えると、「ここ、変えたでしょ」と小言をいう人がほとんどだけれど、マリナは決して怒らない。選曲にもそれほどこだわりません。
 今回も「今季は世界選手権がフランスだから」と、オッフェンバックの曲を用意していたけれど、僕が「fantasia for nausicca(映画「風の谷のナウシカ」より)を持っていったら、聴いてすぐ「OK」してくれました。
 そもそも、彼女は1人で振り付けません。アイスダンスなら、リフト専門のコーチがいて、マンボをやるなら、ラテンダンスの専門家を呼び寄せる。今回、「俳優は言葉を発するけど、スケートにはないでしょ」って、パントマイムの専門家や、クラウン(道化師)を呼んでくれました。
 こういう出会いは、米国に住んでいる、元世界女王の佐藤有香さんのおかげです。父親は佐藤信夫コーチ、母親が久美子コーチ。僕にスケートを教えてくれた信夫コーチは「しっかり練習してきたから大丈夫。思い切りやってきなさい」っていう言葉を信じさせてくれる人で、有香さんは、僕がスケーターとして進むべき道を示してくれる人。

b0122046_12535681.jpg

■両親、信夫コーチ……、そして有香さん

 僕は本当に恵まれている。両親もスケート選手だから、スケートに理解があり、いつも用意周到に準備してくれていたと思う。気がつくと周りに頼っている環境ですから、最近、意識的に自分で考えて動くようになっています。だから、好結果にもつながっているのかな、とも思います。
 でも、本当に大事なことにぶち当たったときは、やっぱり有香さんには電話しますね。最近、有香さんもトップ選手を大勢抱えて忙しいんですけど……。両親、信夫先生や久美子先生より、なんとなく話しやすいんです。



重要だと思った部分を赤字にしました。かなり重要だと思ったので。
記者のまとめ方が悪いということも十分考えられますが、
随分ぶっちゃけたことを言ったなぁ、色んな選手のアンチが喜びそうだなぁと思ったのが正直なところです。
そして、ぶっちゃけあんまり後味の良い記事ではないな、と感じました。
すみません、この記事を読んでけっこう混乱していて、
自分の理解力のなさも相まって、小塚選手に少なからず若干の不信感を抱いています(汗)

というのも、小塚選手の話す内容
『世界選手権のメダリストという看板があると、得点のベースが違います。』
『高橋大輔選手や、昨季世界選手権王者のパトリック・チャン選手(カナダ)は、
ジャンプが跳べても跳べなくても、「このプログラムはいいプログラム」とジャッジに評価してもらえます。
だから、演技構成点が高い。』
というのをそのまま受け取ると、これまで私や多くのファンがモヤモヤしていたであろう
「PCSは絶対評価と謳っているが、どう考えても実績が考慮されている。でも明文化されてないし、根拠はない」
という現実が事実だということになってしまいます。

私は実績がPCSに「ある程度」反映されることが悪いこととは考えていないし、
SSが基準になっている傾向にある以上、一度上がったSSがそう急激に下がるということもないと思っています。
また、コーチや解説の方が、「ジャッジの信頼を得る」という言い方をすることがあるので、
まぁ暗黙の了解として選手もコーチも受け止めているのだろうとは予想していました。それはそれで良いのです。

しかしながら、
『「いい」という評価を得た選手に対して、低い点を出すと、そのジャッジも批判を受ける』
というのは、これは選手が言っていいことなのでしょうか?ちょっと疑問です。
それに批判を受けるとは一体誰からでしょうか??
他のジャッジからでしょうか?それはないですよね、ジャッジの持ちうる審美眼で採点してるはずですから。
とすれば、あとはコーチ陣でしょうか?まぁそれは考えられますが…
少なくとも、ファンが騒いだところでどう考えても届いていない感じですよね。
それに、例え批判を受けたとしても、「良くない」と思ったら低い点をつけるのがジャッジの仕事でないのでしょうか?
まぁこれはこの文章をどう捉えるで全く話は違ってくると思うので、この辺にしておきますが、
私個人としては、聞いたことのある話ではあったので、ああやっぱりそうなのか、という感じでした。

それともう1つ、この件に関して現役選手の名前を出してしまったのはあまり好ましくなかったと思います。
この記事はちょっと言葉がストレートすぎます。
冒頭部分で『世界選手権のメダリストという看板があると、得点のベースが違う』と言っており、
この時点では、この「ベース」がGOEなのかPCSなのかはわかりませんが(要素の基礎点ということはありえない)
その後PCSの話になるわけですから、「ベース」=PCSと読み取れます。
そこに、昨季ミスしても下がらないPCSを指摘され続けた高橋選手やチャン選手の名前を出してしまっては、
彼の点数が「ベース」よって底上げされていることを暗に指摘しているように読み取れてしまいます。

もちろん、この記事には書かれてないだけで、
彼らの高いPCSが世界選手権メダリストが得られるという「ベース」によるものだけではなく、
優れた演技力やズバ抜けたスケーティングによって得ているものだと小塚選手もわかっているはずですが、
むしろそちらの方が大事なことなのにそれを記事にしてもらわない(もらえなかったのかもしれませんが)となると、
大事なこと忘れてない?と思われても仕方がないのではないかと思います。
それに、メダリストでも調子が悪ければPCSがガクッと下がる選手はいます。
高橋選手やチャン選手(チャン選手はちょっと疑問のときもあるのですが)は、
ミスがあっても説得力のある演技をしていると私は思います。

また、
『今回はSP、フリーともに演技構成点は7点台で収まりました。
プログラムというものをジャッジの人にも感じてもらって、高い得点が出る。そういう選手に、一歩近づけたと思います。』
という点については、7点台で収まったというのは、世選銀メダリストだから?
でも「プログラムを感じてもらって」と言うのは表現面を評価してもらったから?
ちょっと内容が矛盾というか、混乱してしまいます。
「ベース」を得た上で表現面やSSである程度の評価を受けての7点台というのは
正直小塚選手のレベルだと低いです。中国杯の羽生選手やガチンスキー選手でさえ7点台ですから。

まぁそんなひねくれた読み方をしなくても、これは小塚選手なりの考え方であって、
『昨季世界選手権で銀メダルを取ったことによって、PCSに実績が反映されるようになった』
ということをスケートアメリカで感じられた、ということを言いたかったのだと思いますが、
でも、だとしたら力を入れたい表現力についてもうすこし語ってもよかったのでは?と思ったり。

こういう記事を出すときって、本人のチェックはないんでしょうか?
ないとすれば、この記事を書いた記者は大事なとこを省いてしまったように思いますね。

他にも色々言いたいことはあるのですが、この日経の記事を読んだ方の意見を色々聞いてみたいです。
すごく素直な意見だし、優等生コメントばかりのスケーターが多い中、なかなか言うなぁという思いもありますが、
敏感なファンやアンチを刺激してしまったなぁと変な心配をしてしまいます。

長々とまとまりのない文章ですが(汗)
正直な話、点数の作戦を練るのは全く考えるなとは言わないけれど、ある程度コーチや振付師にお任せして、
選手本人は技を決めること、美しい演技をすることに専念してほしいなぁと思います。



****************************
ブログランキングに参加しています!
ポチっとよろしくお願いします。
****************************

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ 人気ブログランキングへ
by chi-chan0322 | 2011-11-05 14:16 | フィギュアスケート
<< 中国杯 女子FS結果 中国杯 男子SP結果 >>